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7月勉強会の終了後コメント(7/28追記)
7月27日に開催された勉強会では、自動化現場の生々しいショートトーク5本(分注機を使い倒している話、TECAN社の自動化についての話、Nikon社の自動化についての話、自動化用ソフトウェア開発の話、自動化していて思うことの話)およびその質疑応答・ディスカッションのあと、「分刻みで細胞を回収したい」というお題トークをもらって、これを実際に自動化するとしたときに開発者と科学者でどのような議論がなされるのか?について経験者や開発者でコンサルのデモをしました。自動化の実装時にどのようなコミュニケーションをする必要があるのかをフロアを含めて体験する機会となりました。その後のフリーディスカッションでは、研究者・開発者・アカデミア・企業の方々が入り乱れた議論・立ち話・雑談が展開されました。
前回までの勉強会はこちら
Laboratory Automation 研究室の自動化、聞きなれない言葉かもしれませんが、実験の自動化、解析の自動化、研究生活の自動化などなどを含んでいます。
研究室にいると「ああ、これは自動でやりたいな」とか「これは人がやる仕事じゃないな」とか思うことあるじゃないですか。自動化しましょうよ。全部。
一方で「既に取り組んではいるけれどもうまくいかない」や「この方向性で正しいかわからない」のような声もよく聞きます。自動化の勘どころは経験依存のノウハウが多く、孤軍奮闘での自動化の達成はかなり難易度高いです。
ということで、自動化をしている・したい・興味のあるユーザーや開発者の情報交換を通してすべての方々の開発を加速することを目的として勉強会を開催しています。
自作の自動化装置やソフトウェアを作ってる人はもちろん、FACSや分注機などの既に売られている自動化装置のユーザー、マイクロ流路、顕微鏡、画像処理、有機化学、マテリアルサイエンスなどで色々自動化している人、そしてこれからやってみたいなと思っている人、などなどのみなさまが色々ざっくばらんに語り合う数少ない場所ができました。気になる方はお気軽にどうぞ。
という気持ちでゆったりまったり毎月やっています。
そんなこんなで以下が7月の概要です。
【目的】研究室の自動化についてできること・できないこと・したいことを議論する
【対象】研究者・開発者・学生
【日時】2019年7月27日 [土] 13:00-17:00
【場所】ネクストサイト渋谷ビル
【内容】2部構成、いつ来ていつ帰ってもいい形式
13-14 第1部 事前レクチャー:自動化の経験者がざっくりトーク
14-17 第2部 勉強会本体:トークなし、部屋内で何チームかに別れてフリーディスカッション形式
※今回は都合がつかないけど次回は!という方、継続的に参加したい方は こちらのページの画面右上の「メンバーになる」ボタンから登録してください。開催案内がメールで届きます(connpassの自動送信機能)。
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